NHK(日本放送協会)の概要

NHK(日本放送協会)は、日本の公共放送機関であり、1950年6月1日に施行された放送法に基づき設立された日本放送協会を前身とする法人である(設立の法的根拠と沿革)【出典:NHK公式「NHKの概要」】【出典:e-Gov法令検索「放送法」】。財源の中心は、テレビなどの受信設備を設置した者に支払い義務が課される受信料であり、広告収入を原則として持たない制度を採用している【出典:NHK公式「受信料の窓口」】。組織規模は、本部・放送センター、全国各地の放送局や海外拠点を含めて職員数約1万人規模の体制となっている【出典:NHK公式「NHKの概要」】。主なテレビ放送として、全国ネットの総合テレビ、教育・教養を中心とするEテレ、衛星放送のBS(ニュース・スポーツなどの国際情報を中心とするチャンネル群)を運営し【出典:NHK公式「NHK番組表」】、さらに国際放送としてテレビ・ラジオ・インターネットを通じて多言語で日本と世界の情報を提供する「NHK WORLD-JAPAN」を展開している【出典:NHK WORLD-JAPAN公式サイト】

2024年紅白歌合戦 aespa出演問題

経緯

2024年大晦日に放送された第76回NHK紅白歌合戦に、韓国の4人組ガールズグループ「aespa」が初出演した(出典:CHOSUNBIZ英語版、2026年1月12日)。aespaのステージ開始時刻が20時15分であったことが、SNS上で広く批判を呼んだ(出典:CHOSUNBIZ英語版、2026年1月12日)。1945年8月6日に広島へ原爆が投下された時刻が午前8時15分であり、その数字が一致していることから「意図的ではないか」という指摘が日本のネット上で拡散した(出典:CHOSUNBIZ英語版、2026年1月12日)。

歌詞の問題

aespaが紅白で披露した楽曲「Supernova」は、「超新星(Supernova)」という星の大爆発を主題とした楽曲であり、歌詞中には爆発や閃光を想起させる表現が含まれている(出典:Warner Music Japan 公式リリース解説;aespa公式日本サイト)。こうした「大爆発」「強烈な衝撃」を意味するフレーズが、原爆投下の時刻と同じ時間帯にパフォーマンスが行われたことと組み合わさる形で、ネット上で問題視された(出典:Warner Music Japan 公式リリース解説;aespa公式日本サイト)。

NHKの対応

NHKは、aespaの出演時刻が原爆投下時刻と一致したことについて、「出演時刻は意図的なものではない」と公式に否定した(出典:CHOSUNBIZ英語版、2026年1月12日)。同時に、この問題を「陰謀論」と断定したうえで、タイミングは偶然であると説明し、放送内容や編成について謝罪は行わなかった(出典:CHOSUNBIZ英語版、2026年1月12日)。

韓国メディアの反応

韓国の主要メディアである朝鮮日報・中央日報・MKなどは、この問題を「日本のネットユーザーによる荒唐無稽な陰謀論」「根拠のない虚偽情報」と位置づけて報道した(出典:朝鮮日報 2026年1月12日;中央日報日本語版 2026年1月12日;MK英語版 2026年1月12日)。これらの報道では、日本の一部ネット世論がaespaの出演時刻と楽曲内容を関連づけて批判していると紹介しつつ、事実関係を裏付ける根拠はないと強調している(出典:朝鮮日報 2026年1月12日;中央日報日本語版 2026年1月12日;MK英語版 2026年1月12日)。

NINGNINGのキノコ雲ランプ投稿問題

aespaの紅白出場が発表された後、メンバーのNINGNINGが2022年頃にSNSへ投稿していた「キノコ雲型テーブルランプ」を賞賛する内容の投稿が掘り起こされ、日本のSNS上で急速に拡散した(出典:週刊女性PRIME、MK(マネートゥデイ)、2025年12月)。当該ランプは中国の通販サイトで販売されていた商品であり、原爆のキノコ雲を模したデザインであると日本側で批判された(出典:週刊女性PRIME、MK(マネートゥデイ)、2025年12月)。

この投稿をきっかけとして、オンライン署名サイトChange.orgではNINGNINGおよびaespaの紅白出場に反対する署名運動が開始され、最終的に約14万筆以上の署名が集まったと報じられている(出典:週刊女性PRIME、MK(マネートゥデイ)、2025年12月)。

署名提出を受けて、NHKは署名を受け取ったこと自体は認めたうえで、「出場に変更なし」とする方針を示し、一部メディアはNHKが所属事務所であるSMエンターテインメント側にもコンタクトを取ったと報じている(出典:FRIDAY Digital、2025年12月)。

メンバー欠席

なお、aespaのメンバーの一人であるNINGNINGは、インフルエンザに感染したため第76回NHK紅白歌合戦への出演を辞退し、ステージには参加しなかった(出典:テレビ朝日ニュース)。

NINGNINGの欠場については、紅白本番直前に「体調不良(インフルエンザ)」を理由として発表され、結果としてaespaは3人でパフォーマンスを行ったと報じられている(出典:ORICON NEWS、日刊スポーツ、2025年12月31日)。